
・写真は、長崎県美術館のカフェのメニューで、「アイス・カフェ・オレ」
価格:480円
コーヒー、シロップ、ミルクの3層に別れていて、とても涼しげです。
当然、飲むときは、混ぜます。
こういう物って、何故か混ぜるのがもったいないんですよね・・・
※今週からは、The BeatlesのRemasterアルバム、1枚、1枚、または一曲、一曲、を評価していくつもりです。
・PLESE PLESE ME
The Beatlesのデビューアルバムは、「PLEASE PLEASE ME」です。
デビューシングル「LOVE ME DO」を含む14曲が、納められた、英国オリジナル盤です。
製作日数は、たったの1日。朝10時に始まり、夜の11時に終わったという、過密なスケジュールで行われた、レコーディングです。
プロジューサーのGerge Martinによれば、これは当時The Beatlesが、「CavernClub」て演奏していたもの、そのもので、アルバムを作ることになった時、彼自信が、現地に出向き、そのまま全部録ろうと考えたそうです。
それをThe Beatlesに提案、スタジオでそのまま演奏して録ったものだそうで、Live盤と言ってもかまわないそうです。
しかし、このアルバム、当時は、前回述べたように、日米では、発売されませんでした。
したがって、比較すべきものが、有りません。
しかし、日本の場合、アルバムは、この「PLESE PLESE ME」と2枚目の「With The Beatles」の2枚、それに、「SHE LOVES YOU」や、「I WANNA HOLD YOUR HAND」のようなシングル盤を合わせて、アルバム1枚当たり14曲で、編集し直したものを、「The Beatles!」、「The Beatles No2」として、リリースしました。
その内「The Beatles!」を、私は、所有しています。
CDは、英国でリリースされた、ステレオ盤を所有しています。
これを参考にすれば、良いでしょう。
・生々しい演奏は、The Beatlesの原点!
「Oen,Two,Three,Four!」というPaul MacCartneyのカウントをもって、「I SAW HER STANDING THERE」で始まるこのアルバム。
イントロのギターが聞こえたとたんにすっ飛びました。
ラストの「TWIST AND SHOUT」まで、緊張感を切らすことなく、見事な歌と、演奏が、続きます。
これが、オバー・ダビング無しの一発生演奏ならば、見事なものです。
しばし、聞き惚れていました。
しかし、我に帰り、およそ、半世紀も前に出された、日本盤のファーストアルバム「The Beatles!」と聞き比べました。
勿論、曲目が一致するもののみです。
・やはり、気になる、「PLEASE PLEASE ME」の間違いテイク
アルバム「PLEASE PLEASE ME」に、失敗したテイクが使われているのは、やはり、気になります。
歌詞を間違うのは、致命的で、しかも、JohnとPaulが、ハモっているときに間違うのですから、誰が聞いても興ざめです。
ラストコーラスに掛かる極端なエコーは、既に、歌詞の間違いで、十分に壊れていた曲のイメージを、重ねて壊してしまいます。
この曲、アルバム「Anthology」に完成前のテイクの一つとして、納められているのなら納得行くのですが、何せ、「PLEASE PLEASE ME」は、同名アルバムの主題曲であり、The Beatlesを世に知らしめたNo1ヒットです。
実は、今回に限らず、The BeatlesのアルバムがCD化されたときから、このテイクが使われており、理由が気になるところです。
しかも、その時は、モノラルです。
今回、ステレオバージョンで、間違うテイクを使い、モノラルバージョンでは、オリジナルの間違っていないテイクを、使っているのは、何故でしょうか?
もう一つ、イントロのギターが入るか?入らないか?の区別があります。
ステレオバージョンでは、イントロのハーモニカとユニゾンで、Georgi Harrisonの、ギターが入っています。
Remasterのモノラルバージョンでも入っているようです。
しかし、アナログ盤の「The Beatles!」に収録されている分には、ハーモニカのみで、ギターは、入っていません。
「PLEASE PLEASE ME」のイントロのギターは、ライブで、John Lennonが、ハーモニカを吹かない場合に、使われていたようで、本来は、ハーモニカだけが、正しいバージョンと思われます。
しかし、もしかしたら、ハーモニカとギターのユニゾンが、正しいのかもしれませんが、こう、幾つものバージョンが、あると分からなくなってしまいます。
少なくとも、同じ構成のアルバムで、テイクを、変えるべきではないと思います。
2曲目の「MISERY」以降は、特段取り上げるほどの異同はなく、強いて言えば、他のアルバム同様、ボーカルが、前に出すぎる傾向があるようです。
・ステレオとは、何か?デジタルとは、何か?
むしろ、今回色々なバージョンで、同じ曲を聞き比べて、私自信驚いたのは、半世紀近くも前に出された、アナログのモノラル盤の音の良さです。
元々、デジタルと違い、音そのものの振動を、電気信号の振幅に置き換えるだけのアナログでは、ノイズを拾いやすい、という弱点を除けば、アナログが、デジタルに劣るということは、全くありません。
その証拠に、海外では、未だに、30Cm(12inti)LPが、カッティングされています。
私の知る範囲では、The Beatlesの「Let it be」、S & Gの「Like a bridge over troubled warter」、「Scarborouah Faire」などがあるようです。
昔のばかりでは、ありません。
最近のものでは、Paulが当時のPhil Specterのプロデュースが気に入らないと、オリジナルの音を再現し、亡くなる前のGeorgeの承諾を得て、2001年に出された、「Let it be naikid」
、そして驚くことに、The Beatles最後の新曲2曲を含む、CDでも3組6枚に及ぶ、「Anthology」もアナログカッティングされています。
・評価用に新兵器導入
今回、複数のアルバムを聴き比べるに当たり、心底思ったのですか、アルバムを取っ替え引っ替え聞くのは、大変な作業です。
それに、最近では、パソコンで、音楽を聴くことが多くなり、ハードディスクに曲を保存しています。
パソコンのハードディスクにある曲をCDに焼けば良いのでしょうが、面倒です。そこで、AV用にパソコンを一台調達しました。
ASUS EeePC-206
今のネットPCのブームを作った一連のシリーズの中の、1つです。
特筆すべきは、グラフィックスに、AMDのRadion-3450が、採用され、フルHDに対応、音もこのグラフィックスカードが処理してくれる、というもので、超小型でありながら、AV機としての十二分なスペックを持っています。
スペックは、次の通りです。
CPU:Intel N270 1.6GHze
GPU:AMD-3450
Memory:1GByte
HDD:160GByte
OS:WindowsXP-HomeEdision
と、まあこんなところです。
アプリケーションは、余分なものを入れないように心がけています。
ワープロも表計算も入れないつもりでしたが、最初から、「Open Office」が、入っていましたから、これは、仕方ありません。
メールソフトは、セットアップしないで、データの整理が簡単なようにするつもりです。
ただ、LINUX「Ubuntsu」を入れようとしたのですが、日本のメーカーと違い、パーティションを上手く切ってあり、基本領域を、既に、4つ使っています。
この切り方を変えないと、LINUX「Ubuntsu」、入りません。
思いきって、Windowsは、パーティションを1つにまとめようかと考えています。
※準備万端で、次は、「WHItH THE BEATLES」について分析します。
2010年9月5日(日)
19時1分
阿部紀史
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